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S×強気で恋になる

第65章 暴君甘えん坊


なかなか酔わない俺なのに
だんだんまじでぼーっとしてくる

やべぇ、・・・・気持ち悪りぃ・・


そう思っていると、真一の手の色が変わっていることに気付いた

「・・・・真一?大丈夫、・・か?」
「・・さむい・・・・体中・・・痛い・・・・っ、さむ、・・・」
「寝ろ。俺ももう、寝るから。ソファー借りるぞー。仮眠仮眠」

そう言って、ソファーで寝ようとする隆彦を見る


・・・・まじで、・・やべぇ、やつ、だ、
さっき落ち着いてた、のに、

また熱上がった・・・


関節も、肺も、肋骨も・・・痛い・・・


ッコホゴホコホゴホ・・・コンゴホッ・・!!


片瀬、薬どこ置いたんだよ・・
解熱剤・・・解熱剤ない、と、寝れそーにねぇ・・


そう思いながらベットに倒れこみ
携帯を握る

俺はリダイアルの一番上を押した


「・・・・今返してるわよ、純平!!気分悪くなっちゃってさー、真ちゃんのプレイ見てたら。本当、貧弱よねぇ」
「・・・・・・・くす、り、」
「え?薬?薬なんて、純平に使ってないわよ、あと少しで着くから、お茶くらいだしてよねー!あたし、こんなに優しくしちゃって、超ストレス!ストレスの嵐よ!」
「・・・・・マダム・・・早く・・来てくれ」
「!!!なに?そんなに欲求不満にさせちゃった?真ちゃんもいい男よねー。いっつも俺様なのに、今日のそーゆー声。嫌いじゃないわ!添い寝したくなる」
「・・ッコホゴホコホゴホ・・純平、ので、鍵あけろ、・・よ」

そう言われて返答しようとすると
電話は切られていた


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