S×強気で恋になる
第22章 最低な朝
ちょっと待てー
行くな、行くなー
心の中では思ってるのに声にできない
んっ・・・はぁっ・・・くそっ
触られてもいない、根元を縛られてるわけでもない
なんにもされていない
ただ、岡崎に注射された
なにかを、竿付近に
熱い・・・はぁ・・あっ・・んっ・・
口を開くと甘い声しかでない。
下半身が、俺の意志とは裏腹に勃ちあがり、先走りと我慢汁をとめどなく尖端から流す
な・・んで勃ってんだ・・・っく・・
イキた・・っか・・・出そう・・
だめだ、何もされてないのにイケるか!!
純平、どうしてほしいー?
純平、悪い子だねー
お仕置き・・・だねー
やめろやめろ!!頭を振って頭に浮かんだ声をかき消す。
何か・・・別のこと・・考えないと・・やばい
はぁ・・出るっ・・だめだ・・
そうだ・・仕事のことっ・・考えよう・・
「純平ー。我慢しすぎ。」
いつからいたのだろうか。扉付近に岡崎が立っていた。
「これ、媚薬と弛緩効果あるやつなの。もー、感じるし緩むしイキたい放題だろ。それを竿の精巣付近に打ったんだ。我慢してる姿が、こっちからしたら身体に鬼畜もんだぞ。」
「・・・はぁっ・・くんな。・・喋る・・なっ・・」
「俺の声で感じてんのか?俺の低い声で囁いてやろーか?」
ニタニタ笑いながら岡崎が近付く。
変に期待する身体と阻止しようとする頭
それを壊すように駆け巡る媚薬
・・んっ・・はぁっ・・・やっやだ・・
あっ・・んっ・・熱いっ・・んはぁっ・
岡崎が耳元まで近付く
爽やかな香水の匂いが俺をまた狂わせる
あっ・・んっ・・近付くなって・・んっ
うそだろー
匂いで感じてもーイキたいー