S×強気で恋になる
第66章 慣れと諦め
ドンッ・・・っと何かにぶつかって
半分しか開かない扉を不審に思って中を伺うと
そこに全裸で首輪で繋がれた横山さんの姿があった
っ、はぁ!?
てゆーか・・ビンゴじゃん
・・・・・、岡崎・・すげぇ・・
そう思いながら、
ゆっくりとその狭いスペースを見ると
それは直視できないものだった
ドックフードに水・・・
ペットシーツ・・・
首輪で繋がれて、全裸で・・・目隠し・・
本当はいたら証拠に写真を撮れって言われてたけど
とてもじゃないけど、そんなことできそうもなかった
俺・・普通の人間だもん・・・
この状況に手が震える・・
必死にドキドキする心臓を抑え、極力冷静に気を失ってるのか寝てるのかわからねーけど、目を閉じている横山さんに声をかけた
「おい、起きろ。」
そう言って優しくゆさゆさ揺する
揺すりながら、
もし岡崎と間違われたらとか
岡崎に来て欲しかったんじゃないか
とか考えてしまい、
俺は少しだけ声を漏らした横山さんに天邪鬼なことを言っていた
「いや、起きるな。寝てろ。起きるな」
俺は一体なにやってんだ
でも、本当に横山さんがいたってことは
これが同意の上じゃなかったら犯罪だよな?!
俺は間違ってないんだよな?!
くそ、心臓止まりそう・・・
風の音や廊下から聞こえる外の足音
何から何まで
体がビクビクして
俺は命を縮めながら鍵付きの首輪を取った
鍵かよ!!
って最初途方に暮れそうだったけど、鍵がわかりやすく机の上にあったおかげであっさりと横山さんを解放した
服着せなきゃな
・・服どこだ?!
全裸ではまずい、と思い
適当に安藤の服を着せる
そして、目隠しもとってやると
相当泣いたのかまぶたが赤くなっていて
まつげが濡れていた
怖かったな、帰ろうな
そう思いながら俺は横山さんを担いで外に出た
誰かに見つかるかも
そう思っていたけど、本当にタイミングがよかったのか岡崎が幸運なのか、俺がツイてるのか、
それはわからないけど
誰にすれ違うこともなく
横山さんを車に乗せた
半分しか開かない扉を不審に思って中を伺うと
そこに全裸で首輪で繋がれた横山さんの姿があった
っ、はぁ!?
てゆーか・・ビンゴじゃん
・・・・・、岡崎・・すげぇ・・
そう思いながら、
ゆっくりとその狭いスペースを見ると
それは直視できないものだった
ドックフードに水・・・
ペットシーツ・・・
首輪で繋がれて、全裸で・・・目隠し・・
本当はいたら証拠に写真を撮れって言われてたけど
とてもじゃないけど、そんなことできそうもなかった
俺・・普通の人間だもん・・・
この状況に手が震える・・
必死にドキドキする心臓を抑え、極力冷静に気を失ってるのか寝てるのかわからねーけど、目を閉じている横山さんに声をかけた
「おい、起きろ。」
そう言って優しくゆさゆさ揺する
揺すりながら、
もし岡崎と間違われたらとか
岡崎に来て欲しかったんじゃないか
とか考えてしまい、
俺は少しだけ声を漏らした横山さんに天邪鬼なことを言っていた
「いや、起きるな。寝てろ。起きるな」
俺は一体なにやってんだ
でも、本当に横山さんがいたってことは
これが同意の上じゃなかったら犯罪だよな?!
俺は間違ってないんだよな?!
くそ、心臓止まりそう・・・
風の音や廊下から聞こえる外の足音
何から何まで
体がビクビクして
俺は命を縮めながら鍵付きの首輪を取った
鍵かよ!!
って最初途方に暮れそうだったけど、鍵がわかりやすく机の上にあったおかげであっさりと横山さんを解放した
服着せなきゃな
・・服どこだ?!
全裸ではまずい、と思い
適当に安藤の服を着せる
そして、目隠しもとってやると
相当泣いたのかまぶたが赤くなっていて
まつげが濡れていた
怖かったな、帰ろうな
そう思いながら俺は横山さんを担いで外に出た
誰かに見つかるかも
そう思っていたけど、本当にタイミングがよかったのか岡崎が幸運なのか、俺がツイてるのか、
それはわからないけど
誰にすれ違うこともなく
横山さんを車に乗せた