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S×強気で恋になる

第66章 慣れと諦め






「・・・かざき、・・岡崎!俺起きるんだけど、離せ、よ!!!」
「・・・朝からうるせー・・・暑い・・寝ろよ・・」

そう言って、岡崎が寝ぼけて
俺をぎゅーっと抱き寄せる

ちょ!!!!

くそ、起きろ・・・!!


腕ごと抱きしめられて抵抗できず、
俺は唯一自由な舌で岡崎の首筋を舐めた

っ、ヒゲ・・・・

ヒゲかっこいい、よな、・・

一瞬そんなことを思いながらも
起きろ!とペロペロ舐めた



生温かく気持ちいい感覚に目を開けると
純平が俺の腕の中で舌を出して俺を舐めていた

目が合うと、上目遣いで
起きろ、っとキレられる


うっ、・・うおーーーー!!!!!


なんだこの状況、萌えるな、可愛いな
俺の腕の中にいて
俺の首筋舐めてて
上目遣いでお願いされて

やべーだろ!!!
ムラムラする・・・

そんなことを思いながら、手を緩めると
純平が起き上がった



っーか、こいつ
昨日と違っていつも通り・・・?

そう思いながら、俺も起き上がった

「岡崎、朝飯作ってよ。コーヒー飲みたい」
「はぁ?!・・・ピザトーストしてやろーか?玉ねぎ刻んで、ピーマンとトマトとチーズのせて。うまいぞ?」
「まじ!?じゃあ、俺洗濯してるわ、」


そう言って寝巻きを脱ぎ
また適当な服に着替えて部屋を出て行く純平を見た



普段通り、振る舞うつもりか・・・・


強いな・・・


にしても、可愛かったなー
とりあえず俺の息子でも慰めるか





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