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S×強気で恋になる

第67章 岡崎と藤間と片瀬と犬(オレ)

「・・・・どこでんなエロいこと覚えてくんだ。」
「・・・いっしょ、ねよ・・」
「わかったから。ほら、隣に寝てやるから。な?」

そう言うとこくんと頷いて
横になる

「急に不安になった?」
「・・・・しんいち・・・すき・・」
「心配しなくてもここにいるから。な?お前の家族で、お前の恋人だろ。安心して寝ろ」
「・・・・えっちは?」
「・・・寝ろよ。・・しねぇって。大体昨日のでケツ腫れてんだろ。」
「・・・・俺のこと・・」
「嫌いじゃねぇ。俺にとって大事な存在だろ。ほら、ぎゅーってしてやるから、目ェ閉じろ」

そう言って、添い寝ではなく
腕枕にして胸の中でぎゅーっと抱きしめる

しばらくしたら、
純平から寝息が聞こえてきた

やっと寝たか


そう思いながら首をまわすと、扉が開いていたことに気付く

そしてそこに藤間と片瀬が立っていた

「・・・俺思わずムービー撮っちゃった。みた?片瀬。岡崎、優しさの塊みてーだったろ?」
「俺たちにもあれくらい優しくしてほしーよね、」


「黙れ。純平起きるだろ。ぶん殴るぞ!」


そう言って睨むのに
俺が純平が起きないように、頭を撫でたりしているのが面白いのか、ニヤニヤずーっと笑われていた


「わかったから、あっちで飲んでろ」
「そーする。岡崎、寝るなよ?まだ話があるからな」
「生ハムまだあったっけ?」

そんな会話をしながら、二人が部屋から離れるのを、ため息交じりにみていた


俺やっぱ優しくなったよな・・


なかなか寝ないから、最初首絞めて気絶させようと思ったんだけど、なんとなくやめたしな


っーか、これでよくこいつガキ扱いすんな!って言えるよな

藤間と片瀬と俺といたら、まだ子供じゃねーか
ガキっていうより、犬?

愛玩犬?

まあ、・・・・純平らしくていいか

お前が知らなかったこと経験したことないこと
いろんなこと教えてやるから
シラフの時も、こーやって俺に甘えろ




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