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S×強気で恋になる

第68章 贈り物


「おい。何ニヤニヤしてんだ。・・・そんなもんそこに置くなよ。嫉妬するだろ」
「はぁ?!ぬいぐるみだろ!・・・仕事、終わったのか?」
「まあな。午後は15時半からだ。下降りて、受付でも手伝うか?新人バイトとリハビリとかの先生、合わせて7人雇ったんだ。患者来るもんだぞ。」
「7人かー。すげーな。」
「後で紹介してやる。リハビリ系以外、みんな女だ。あんまり喋んなよ」
「はぁ?それじゃ、仲良くなれねーだろ!!」

この束縛男!!馬鹿じゃねーの?!
そう思いながら、怒鳴ると真一があからさまに不機嫌そーね顔をする

「お前状況わかってる?一、二階の病院と自宅、出入り口も全部オートロック。病院内から自宅への階段前の扉はパスロックとカードロック。・・・お前は何にも知らないから、俺が教えない限り軟禁状態なんだぞ。もう出してやんない」

それを聞いて、プイとよそを向いて歩き出す真一に慌てて機嫌をとった

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