テキストサイズ

S×強気で恋になる

第69章 期待させんなよ


っ、やばい・・・なんで岡崎がここに・・!!

「なに立ち止まってんの?横山さんってさー、何頭身?めちゃくちゃスタイルいいな。顔ちっさいし、脚長いし、いい細さだし。よく抱きしめてみたいって言われない?」

「・・・・・・。」

やばいって!!!
そう思いながら、下を向き
また岡崎がいた方をみるといなくなっていた

あれ?
見間違い?


・・・俺疲れてんのかな


「横顔かわいー!すきありー!!」

チュッ・・・!!


「っちょ!!!!何してんすか!!やめてくださいって!!!」
「照れんなって。欧米スタイルー。深い意味はねぇよ。ほら行くよ」
「・・・・俺、用事思い出したんで・・先行ってて下さい!!」


そう言って小走りでデスクに戻る

変なやつに絡まれた

クソ野郎・・・どいつもこいつも気持ち悪いんだよ!

「あれー?横山さんランチ行かないんですかぁ?」
「ちょっと・・・。気にせず行ってきて下さい」
「はーい。お昼お先に失礼しまーす」

横山さんと喋っちゃたー!
ねー!優しいよねー!

女達の声を聞きながら、軽く目を閉じた


もしあれが本当に岡崎だったらやばいよな
また怒られんのかな


そう思っていると、すぐそばに岡崎がいる気がして頭の中に「お仕置きだな。」って声が響き渡る

背中がぞくっとして
右胸に突き刺さってるピアスが
ズキッと痛んだ

かと思ったら擦れたシャツで甘い疼きになる

っ・・・・・


どーにかしろよ・・・



そう思いながらお腹をさする
なんかでも腹減ったな・・


あ、和也と飯・・・そーしよ・・



ストーリーメニュー

TOPTOPへ