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「おー！！純平！昨日は激しかったのね。・・・・・あー、和也じゃん！和也ー！」

和也と知り合いなのか、運転席にいた和也に手を振る

俺はハテナがいっぱいだったけど
なんとなく楽しい雰囲気に流されていた

「藤間。昔っからだけど、俺のが年上。敬語使え」
「やだ無理ー！岡崎のお兄様だろー？純平ほら、はやく乗って行くぞ。いやー、まさか和也がいるとは・・・まだ怒ってる？」

「・・・・・その話はやめろ。・・・・・純平、新幹線乗ったら俺の隣だからな」
「俺の隣は？」
「・・・七瀬ってやつ。真ちゃんに聞いてるだろ？頼むよ、護衛ならちゃんと仕事しろ」

「医者だけどね。それもかなり有名な方の。・・・純平、あとで腰見てやるよ。お前歩き方変」
「っ、うるせーっ！！！」


そんな話をしながら新幹線の駅まで走る


和也と藤間って知り合いだったんだ

あ、でも片瀬と藤間は真一が大学のとき
いやそのずっと前から友達なんだろ？
ってことは、別に不思議じゃないのか


なんかみんな優しいし
ちょっと楽しい・・・


そう思いながら、車の揺れに負けて
俺は目を閉じていた