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S×強気で恋になる

第23章 テキーラ 夏目と部長の奇襲

ピリリリリー

突然携帯がなる

「んー、この着信音・・・おれだー。部長ー、携帯とってください」
酒で酔っ払ってるのか、気が大きくなったらしい部長が大声でいう。
「いや!横山君の部長として、この田中が代わりに応答してやろう。」

そう言って勝手に人の携帯に出た。

岡崎目線-----

あ、でた。

「俺だ。電話あったみたいだけど、なんかあったか?今家か?」
「誰だきみはー?俺はーっひっく・・・横山君のー部長の田中だー。今度ー、2人でーっひっく・・横山君の上の口と下の口を同時に犯す作戦をーっ、立てておりました!」
「いよっ、部長ー!!!」
夏目が合いの手を入れ、部長が敬礼をする。

・・・誰だこいつ。
少なくても2人いたな。
なんか司令官っぽくなって俺に電話してるやつと、合いの手いれたやつ。

・・・純平っ!!!

「横山君はどこですか?」
なるべく電話を切られないように、穏便に話す。
俺の純平に手ェ出してねーだろーな!!

「・・っひっく・・横山君はーっ。夏目君が口移しで無理矢理呑ませたテキーラによってー、酔っ払っております隊長!!」


夏目・・・!?
そーだ、前も酒呑ませたやつだ!!!
あの野郎!!!!
っーか、このおっさん、どんな酔い方してんだよ!

でも、場所聞くために・・・乗せとくか。
俺はいろいろ考え、仕方なく場所を聞くために部長がなりきってる感じで返す。

「ご苦労だ。横山君を拉致した場所はどこだ?」
「はい。っひく・・居酒屋ABCであります。」
「了解。」
「俺のーけーたい、返して部長ー。」
電話を切り際に、純平の声がする。

くっそやろー!!!
今すぐ迎えに行ってやる!!

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