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「じゃあ、今好きな人いないってこと？」
「さー、多分」
「お前はっきり答えろよ！！いないってこと！！？」
「え？！うん、・・？」
「そうか。よし。ちなみに、お前と和也はなんもない？」
「うん・・・あーうーん・・・うん？」
「まじかよ。お前さ、ノンケもそっちにできちゃうわけ？恐ろしいやつだよ、本当。」
「そんな気サラサラないけどな。真一が和也だったらなーって何度も昔思ったけど、今はそんなに思わないかな。真一のいいところ、探し中・・・。」
「純平そーゆー可愛いとこ、あいつに見せてやれよ。意地張りすぎ」
「だってお前は、俺のこと男として認めてくれてるだろ？だけど、真一とは対等じゃないって言うか・・・俺女みてーに扱われるし、もっと頼られたいしいろいろあんだよ！」

「素直に甘えたらいいのに。で、ほら、これホテル。道覚えた？」
「えーっと、右で左で真っ直ぐの・・右で、・・」
「お前にしか分からねぇ地図、頭に浮かべて右左言うな。」

ギャーギャー文句を言う純平を連れて
とりあえず部屋に戻る

俺と純平の二人部屋に荷物を置いて
和也と七瀬の部屋をノックするが、
二人はまだ帰ってきてないみたいだった


和也まだか・・・

純平は捕まえたからいいとして

和也も捕まえに行くか・・



七瀬に変なことされてないといいけど


そう思いながら、部屋に戻って考えていると純平が俺の目の前にきた