テキストサイズ

S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!


「・・・どした?」
「晩飯・・どーする?先食う?」
「あー、もう20時か。そーだな、食うか。仕事の話でも聞かせろ。」
「あぁ。・・・お肉?お魚?」
「俺魚。純平は?痩せてんだから肉食え。」
「うーん・・・肉だな。」

そう答えると、藤間がホテルの内線で料理を注目する。ホテルの中のお食事スペースや、レストランもあったんだけど、堅苦しいのがめんどくさいって藤間が料理を部屋まで運んでもらうようにしてくれていた


藤間って・・・

ホテルが似合う


出張で泊まるには申し訳ないくらい
煌びやかで豪華な内装

大きな窓の前のソファーにゆったりと座って
外を見ている藤間は
どこか余裕があって、男としてカッコよく見えた

「なーに?純平やらシー目してるぞ。誘ってる?」
「え!?あ、・・・ちょ、・・・」

突然立ち上がった藤間に手首を掴まれ
ぐっと引き寄せられる


っーキス・・・されるー!!!

そう思って唇を噛むと藤間が寸前で止めて笑った

「ジョーダンだろ。お前その顔やべー!!」
「っ!!!!だって・・・」
「相変わらず細い体だな。食えよちゃんと」
「・・・食ってるけど太らねーの!体質だろ、しょーがねーじゃん」
「まあ俺は細身のが好きだけどね。ムチムチはごめんだ、暑苦しい」

コロコロ表情変えやがって

岡崎出て行ったとき、あんなに泣いてたのに
嘘みたいだな


なんで岡崎はこんな美形なだけで、厄介そーなやつにハマるんだ?って疑問だったけど、なるほどね。って感じだな、


俺も・・・好きな人くらい
守りてぇーなぁー・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ