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S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!

苛立ちながらドアを蹴ると
またしても何故か裸足の純平が
目をこすりながら出たきた

「うお、・・・・・夜中なのに、・・わりーな」
「んー・・・・・あ、くまちゃん・・・かして・・この背中くまちゃんだ・・・」
「う、ぉい!!やめろ、っ、和也起きるだろ!!って、岡崎!?おいおい、ベット空いてねーじゃん!!」
「俺がくまちゃんと寝る。おまえあっちで寝ろ」

そう言ったかと思いきや、俺が優しくベットに寝かせた和也に純平がなんのためらいもなく抱きつく

!!!!

「おい、離れろって!!純平、それ俺のだから!なぁ、離れろよ!!!」
「んー、も・・・・眠いんだから、あっちいってよー・・・」

っ、くそー・・・・!!!
俺が優しく抱きしめて寝る予定が


和也も純平抱きしめてるし
なんだこいつら!!!


とりあえず、和也だけでも風邪ひかないようにっと

純平なんかどーでもいいわ!


そう思いながら、布団をかける


そのまま隣のベットを見ると
真一が大の字で寝ていた


・・・ここで寝るのはごめんだ
噛まれる食われるつぶされる


でも床はなー

生まれてきて床で寝たことねーし


くしゅん・・・・?


っーか、・・・俺が風邪?


和也が冷たいって感じたのは
俺が熱かったのか


頭グルグルする・・



真一の横でもなんでもいいや
横になりてえ


半ば倒れるようにベットに倒れこむと
真一に腕で首を締められる

っ、ちょ・・・ギブギブギブ!!!

そう思って腕を叩きながら
隣のベットをチラ見する

っ、あいつら仲良さそーに寝やがって・・・
なんで俺がこんな狂犬と寝なきゃなんねーんだよ

そう思っていると、
寝ぼけてんのか真一が耳元に口を近づけてくる

「っ、純平、どこ行ってんだよ。トイレか?寝ろ、・・・・・」

こいつ耳元でっ・・・!!!

そう思いながらも、むしろ
このまま純平じゃないってバレたほうが
乱闘になる気がして
俺はそのまま目を閉じた

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