
S×強気で恋になる
第70章 出張大波乱!
・・・なんだろ・・・・・
純平にしては肩幅も胸板もゴツい気が・・・
肌も柔らかくない
そう思いながら、強く抱きしめる
と、強く俺の手をどけようと
筋肉が動いて反発してくるのが伝わってきた
っ、こいつ昨日の夜から
抱きしめるたんびに
押し返しやがって
お仕置きしてやる
布団の中で、まだ目も開けずに
寝ぼけながら俺は純平が、抵抗できないように
毛布を純平の頭にかけて、端を抑え
そしてそのまま下半身に手をかけた
ーーーー
ただでさえ寝苦しいのに、突然息苦しくなり
パニック状態で目を開ける
っ、苦し
毛布引っ張んな!!
そう思って暴れていると
下半身に岡崎が手をあてる
っ、こいつ馬鹿じゃねーの!!朝からなんなんだよ!!
そう思って、やっとの隙間から
叫ぶと岡崎の手が止まった
「と、・・・とーま!?なんでお前がここにいんだ。紛らわしい。どーりでガタイがいいと思った」
「おいおい、そんだけか!?こっちは窒息プレイだそ!?ふざけんな!!」
「で、なんで俺のベット?俺の犬は?っーか、それより・・・和也ちゃんと連れて帰ってきた?」
「お前のせーで、和也が酷い目にあったろ。・・・てか、俺もうちょっと寝るから・・・」
「・・・具合悪そうだな。和也に看病してもらえよ」
「うっせ。お前のせーで寝不足なだけだろ。」
そう言ってまた目を閉じる藤間を見る
純平よりガタイがいいのに
途中まで本気でわからなかった
寝込み襲うのも考えなきゃだな
んー・・・・ぅと伸びをして
カーテンを開ける
最上階の部屋からは
街並みが一望できて、清々しい気持ちになる
ホテルはいいよな
部屋がピカピカ、アンティークな家具も装飾も
すべでが豪華でしっくりくる
朝飯はバイキングだっけ
こいつら会社の出張のくせに
こんな経費おりないホテルに泊まりやがって
腹減った
純平・・・・はどこだ?
そう思って振り返りベッドをみると
純平が和也を抱きしめていた
