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S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!



タクシーの中でずっと純平の口内を犯す
俺がいつまでもキスしてると
暴れるから

それを押さえ込んでキスし続けて楽しんでいた

逃がさないように深く深く舌を入れながら
内腿に手を這わせる

時折足で蹴ろうと抵抗するから
そのときは頭を抑えている手を鼻に移動して
制裁のごとくつまんで
めちゃくちゃにしていた

かわいい・・・

相当長い間キスして、なんとなく飽きたから唇を離す

「っ、はぁ・・・殺す気・・かっ、・・変態・・・」
「いつも深くキスしたら勃つのに、今日は元気ないね」
「こんなとこで元気になるかよ!!」
「・・・それいいね。今日それにしよう。」
「はぁ!?何言って・・・!!」
「おい、行き先変更だ。ラブホじゃなくて、この辺で一番人が多い映画館で」

かなり料金がかかってるのに、真一がそんなことを言うからタクシーの運転手は少し嬉しそうな顔をした

「映画館?お前見たい映画なんてあんの?」
「・・・鈍感。映画館でいい声聞かせろ」
「いい声?・・・え、俺やだよ、無理だからな」
「何が?」
「何がって・・・嫌なもんは嫌だ、俺が嫌がることはやらないって約束しろよ!」
「おいおいハナから信用されてねーな。純平が泣くくらい喜ぶことだ。」

これって、・・・
アレだろ!?

俺にエロいことするために映画館ってことだろ!?

ふざけんな、このジジイ!!!

それだったらラブホのがまし・・・


「そんな顔すんなって。挿れたりしない」
「あ、当たり前だろ!!!!お前バカだろ?!絶対バカ!」

ついカッとなって、口が悪くなる俺に
真一がこんなもんじゃ足りないか?って
顔をする

片瀬からもらった
甘い言葉を言う手を使いたいのに
この前真一にも本を貸していたから
そうもいかない


これは・・・やばいやつだよな
どーしよ・・・

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