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S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!


そのまま、目的地のショッピングモールにつき
強制的に降ろされる

方向音痴の俺はこんな見知らぬ土地で
このまま逃走ってこともできず

「迷子なるなよ」

ってニヤニヤする、真一の後ろを黙って歩くしかなかった

人が多いから
真一のこと、みんなめっちゃ見てる
金持ちだけど、ブランドでガチガチに固めるんじゃなくて、さりげなくオシャレで・・・

その辺の人と全然ちげーからな・・

俺の服も・・・一式買ってくることあるし
今日のこれも真一がお前に似合うってくれた

俺もそーゆーのに気を使うの好きな方だったけど、
そんなに物欲ねーし
昔から養子先で俺だけ貧乏味わってきたから
なんかもったいねーって思って買えなくなるんだよな

そう思いながら、デパートの紳士服コーナーを歩く

「あ、あのマフラーあったかそう」
つい呟くと、真一が立ち止まった

「なに?おねだり?」
「ち、ちげーよ!!」
「どれ?どれがほしーの?」

そう言って恥ずかしがる俺を、グイグイ引っ張って
高そうな店に入る

真一と店はいると
買ってくれる客って思われるから
接客ハンパないし
いろいろ勧めてくるし

奥の部屋・・・入ったこともある

だから今日も、俺の手首引っ張ってギャーギャー俺が抵抗してる、こんな状態なのに店員はたくさん寄ってきて

「こんにちはー」

「ほーら純平、みんな見てるぞ。いいの?何欲しかったか言わないと、キスしちゃうけど」
「!!!っ、・・・わかった、から手放して」

そんな脅し文句を言うもんだから
真一より人の目を気にする
常識ある俺としては
黙って真一の言うことを聞く羽目になった

「高いからいらないって、」
「値段は気にすんな。似合うか似合わないかだろ。どれも似合っちゃうから、純平は難しいよなー・・・。これ、これ着ろ」
「えー・・・・うーん・・・・」

ここで買ってもらったら
ますます今日エロいことされたら
抵抗できなくなる

体売ってんじゃねーはずなのに
買ってやったから股開け
てきな顔するときあるしさー・・・・


はぁ・・・



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