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S×強気で恋になる

第23章 テキーラ 夏目と部長の奇襲

俺は怒りで震えていた

俺の純平に何しやがる

「おいっ!!!!!てめーらなにしてんだ!!!」
「ひゃっ、誰ですかあんた。店の人を呼びますよ」
多分田中と名乗った方だろう。
中年の男性が言う

「てめーらこそ、それレイプじゃねーのかよ!」

沈黙の後、夏目が純平のモノを弄りながら口を開ける
「あんた、俺の純平に何したの?さっきから、こいつ真一に怒られるーとか、真一が跡嫌がるーとか、言ってくんだけど。あんたこそ、無理矢理抱いてんじゃねーの?」

なっ!!!!!
・・・違う
・・・けど、確かにおれも無理矢理だ
返す・・言葉が・・・

クチャクチャグニグニー
卑猥な水音だけが、響く

「・・・んっ・・・ふっん、んっ、んんん!!!」
純平が感じたのか目を開ける、と同時に俺と目が合って騒ぎ出す

真一っ!
なんでここにっ?!


「横山君。こいつにいじめられてるのか?かわいそーに、俺が守ってやるからな。」
部長がキスを繰り返す
「そーっすよ、部長。こんなやつ、早く店の人呼んで追い払いましょう。あー、純平なんか暴れっとうるせー。」
そう言って、夏目が純平の鼻をつまんだ

「もー騒がない?」
夏目が純平を酸素を奪って脅す。

俺は動けずにいた。
早く助けないとー
でも、俺もこいつと同じー

「なっ夏目君!そこまでしたら、横山君が気絶しちゃうよ。」

「俺の言うこと聞くか?純平。」

くるしっ・・・っん・・・
なんだっけ・・・俺なんでこーなってるんだっけ・・頭が・・回らないっ・・・
純平は首を横に降り続ける。

俺はそれを見て、純平に駆け寄る。
「どけ!」
夏目を思いっきり殴る。

「なっ!!!警察呼ぶぞ!」
田中が騒ぎ出す。

俺は無視して、純平口を塞いでいるネクタイをとり、中に押し込まれていたおしぼりをとってやった。

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