S×強気で恋になる
第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹
ガチャッと扉をあけると
会話していた二人が俺の方を見る
「?なに・・・?」
「案外平気そーだな。真ちゃんと喧嘩した?」
「え?してねーけど。無茶苦茶はされたけど・・・喧嘩はしてねぇ。なんで?っーか、真一は?」
そう言いながら、ダラダラ歩くと
藤間がソファーから立ち上がり俺の方に寄って
腰骨をおさえた
「っ!!!!て、から、やめろって!」
「腰細いんだから無理すんな。骨イかれるぞ。ちょっと、そこ寝て腰見せて」
「いいって、別に大丈夫だから・・!!」
そう言うのに、藤間が事務的に触るから
それが痛くてヨロヨロだった
「ロキソニン貼っといてやるよ。和也と比べもんになんねーくらい腰も細いし体薄いし・・・何食ってんの?っーか、昼じゃん!朝飯食ってこいよ!!」
「もはやブランチだけどね。純平、真ちゃんもレストラン行って帰ってきてないからさ、あいつに連絡とって連れて帰ってきてあげて」
そう言いながら、和也が俺に携帯を投げる
俺はそれを受け取って
また足に力を入れた
「なんで俺が・・・」
そう言って、藤間にめくられた
シャツを戻しながら言うと
二人にそれぞれ怒鳴られた
「いいから!!岡崎連れて帰ってこいってば!!」
「純平、真ちゃんに連絡して!」
なに?
何こいつらこんな怒って・・・
そう思ってビックリしてると
また早く行け!とか
なんとか言われて俺は慌てて
部屋を飛び出していた