S×強気で恋になる
第71章 悠二の誕生会に猫耳3匹、狂犬2匹
二人ともなんか俺に強かったな・・・
そう思いながらダラダラ歩くと
ホテルから景色が一望できるところに大きな窓があって、そこにいくつかソファーやベンチがあるのが見えた
あ・・・真一・・・・
そのへんのサラリーマンより
かっこ良くて品があって
黒くて背が高くて
堀深くて怖いのにどこか優しい目
そんな横顔を見てると
なんとなく一緒に座りたくなって
そのまま黙って真一が座ってるベンチに
背中合わせになるように座った
背もたれのないベンチで
まだ気づいてない真一にもたれかかる
と、少しビクッとしたが
すぐ優しい背中になって
真一がふっと息を吐いた
「・・・・・純平?」
「・・・・・んー?」
「どーせなら隣こいよ」
「・・・・・・・・そーする」
そのままもう一度立ち上がって
ゆっくり隣に座ると
真一が少し嬉しそうな顔をした
・・・・・こいつのこんな顔久しぶりにみた
いつも素直じゃなくてごめん
そうふと思うけど、それも一瞬で
自分の気持ちなんですぐにわからなくなってしまう
はぁーっとため息をつきながら
脚を組むと真一がまたこっちを向いた
「・・・・・腰・・つーかケツ・・・大丈夫か?」
「え?・・・あー・・・あぁ、慣れた・・・・・」
ぼーっと前を見ながら答える
「・・・・・なんか食い行く?」
「・・・行く。真一、泣いた?」
「・・・なんで?」
「なんとなく。」
「泣いてねーよ、バカか、俺が泣くことなんてあるわけねーだろ。」
「だな、お前、どんな感動もん見ても鼻で笑いそうだ。あー腹減った」
たわいもない話をしながら
純平が伸びをする
なんとなく純平が俺に気を使ってるのがわかって
俺に合わせようとしてるのがわかって
俺はなんかそれだけで満たされていた
そう思いながらダラダラ歩くと
ホテルから景色が一望できるところに大きな窓があって、そこにいくつかソファーやベンチがあるのが見えた
あ・・・真一・・・・
そのへんのサラリーマンより
かっこ良くて品があって
黒くて背が高くて
堀深くて怖いのにどこか優しい目
そんな横顔を見てると
なんとなく一緒に座りたくなって
そのまま黙って真一が座ってるベンチに
背中合わせになるように座った
背もたれのないベンチで
まだ気づいてない真一にもたれかかる
と、少しビクッとしたが
すぐ優しい背中になって
真一がふっと息を吐いた
「・・・・・純平?」
「・・・・・んー?」
「どーせなら隣こいよ」
「・・・・・・・・そーする」
そのままもう一度立ち上がって
ゆっくり隣に座ると
真一が少し嬉しそうな顔をした
・・・・・こいつのこんな顔久しぶりにみた
いつも素直じゃなくてごめん
そうふと思うけど、それも一瞬で
自分の気持ちなんですぐにわからなくなってしまう
はぁーっとため息をつきながら
脚を組むと真一がまたこっちを向いた
「・・・・・腰・・つーかケツ・・・大丈夫か?」
「え?・・・あー・・・あぁ、慣れた・・・・・」
ぼーっと前を見ながら答える
「・・・・・なんか食い行く?」
「・・・行く。真一、泣いた?」
「・・・なんで?」
「なんとなく。」
「泣いてねーよ、バカか、俺が泣くことなんてあるわけねーだろ。」
「だな、お前、どんな感動もん見ても鼻で笑いそうだ。あー腹減った」
たわいもない話をしながら
純平が伸びをする
なんとなく純平が俺に気を使ってるのがわかって
俺に合わせようとしてるのがわかって
俺はなんかそれだけで満たされていた