テキストサイズ

S×強気で恋になる

第72章 榊原純平


純平なんでこんなに可愛いんだろ

酔っ払わせて媚薬飲ませて
メロメロのフニャフニャに
してやりてぇ


そう思いながら、湯船につかって純平を見る

「・・・お前太らねーな。相変わらず細っこい」
「うるせーよ!!俺だってもっとムキムキになりてーし!!」
「ムキムキはやめとけ。可愛くない」
「はぁ?!可愛くなくていい・・・俺もっとムチムチにもなってみたい」
「ムチムチもキモいからやめとけ。お前はそれくらいでいい。俺との身長差も体格差も、バッチリだろ?」
「ちょ、・・・なんで風呂から出てくるんだよ!!浸かってろよ、っーかこっちくんな!!!」
「なんもしねーよ。こけるぞ、んなにビビんなって」

完全に警戒して体がガチガチになってる
純平の手をつなぐ

「・・・・っ、なに・・・」
「なんでもねぇけどな、お前に触れときたいんだよ。俺はずっとそばにいるから、お前忘れんなよ」

そう言って、体を洗おうとタオルを手に取り
純平から目をそらす

純平は俺の方をじっと見ながら
手で拳を作って握りしめていた

「・・・・・・なんかお前かゆい・・」
「殺すぞ。何万回でも言ってやる。お前が死ぬ時、俺愛されすぎたなって思えるくらい、お前を大事にするって決めてんだからな」
「・・・・・かゆいって、・・・ば」
「照れ屋。ゆっくりあったまってから出ろよ?先上がってる」

そう言って出て行く真一を見ながら
俺は握りしめていた手を開いて顔を覆った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ