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S×強気で恋になる

第75章 純平×真一




「こいつ泣いてっし。可愛いな、お前。・・・でも、お前が泣くときは俺の胸だけだろ?」

そう言って、真一が
和也に抱きしめられてる俺を後ろから抱きしめ和也の手をほどく

「和也も、その優しさは俺だけに発揮しろよ。」

ほんの少し赤くなっていた目を
手でこする和也は藤間に抱きしめられていて
俺は笑いそうだった


なんか居心地いい・・・


「メソメソタイム終わり。お前らじめーっとしてて、辛気臭ぇ。藤間、珈琲?純平、手伝え」
「え?俺ー?」
「珈琲の入れ方ぐらい覚えろよ。花嫁修業くらいちゃんとしてくれ」

そう冗談を本気な顔で言う真一に
文句を言いつつ後ろをついて歩いた

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