S×強気で恋になる
第76章 粉雪
ネクタイを選びスーツを着て
リビングに行くと
真一がコーヒーを飲みながら
新聞を読んでいた
「パン焼く?」
「・・・いい・・・・・っーか、自分でやる」
「珍しいな。そんなこと言っても外してやらねーよ?」
「お前もつけてみろよ・・・ざけんな・・」
「お前俺につけてーの?俺にそんなんつけたら、・・・・・・・」
そう言って、パンにチーズをのせながら
俺の方をぐっと見る
・・・怖っ
「そんなことより、お前今日の帰りは?」
「いつも通り?かな?」
「まっすぐ帰ってこいよ?寄り道厳禁」
「しねーよ!!こんなん・・」
「嬉しすぎて興奮する?この前は2週間だったから、今回は3週間とか?」
「調子のんな。離婚するぞ」
冗談のつもりだったのに
このあと時間ギリギリまで
性感帯を痛ぶられて
離婚って言葉を
もう一生口にしないって
身体に叩き込まれた
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