S×強気で恋になる
第76章 粉雪
「っ、ごめ、ん・・なさっい・・っあ・・っん」
「素直だな。純平すげー好き」
「っ、じ・・・かんっ、・・・も、っ、ん・・・」
「すげー気持ち良さそうなツラしてんな。純平、俺よりオモチャ?」
そう言って真一は俺の頬を舐める
ずっと耳の中こしょばしてくる指も
気持ち悪くて気持ちよすぎて
変な声しか出なくて
唇をずっと噛み締めていた
「純平、太田をマンションに連れ込んだら左乳首にピアスあけるからな。」
「っ、あ、っ、ん、・・・わっ、かった・・・」
なんでそんなこと?!
って思いながら
わかったって返事をした瞬間
中を戒めていたバイブがMAXになる
ヴヴヴ・・・ヴヴィィィイイイインンンン!!!!
「ひゃぁっ、あ、出ちゃ・・出るっ、か、ら・・」
「わかったって返事なに?今わかったってこと?連れ込もうとしてた?」
「っあぁぁっあ、・・・と、めて・・っ、んーーー!!」
ッ、目の前ピカピカ・・するっ・・
あ、はぁ、・・はぁっ、はぁっ・・・・・・
「オモチャで気持ち良くなりやがって。で、太田を連れ込むなよ?」
「っ、はぁ、・・はぁっ、・・・あた、りまえ・・だ、・・・!!!」
っ、こっちの身体がもたねー
そう思いながら目を閉じて
酸素を吸う
と、真一が俺を強く抱きしめた
「純平・・・俺のものだ・・・」
「っ、わか、っ、たから・・・ほど、いて・・!!」
「ったくムードねぇな。もっと愛を確かめようぜ」
「はぁ?!やだよ・・・っ、も、分かったから、目閉じろよ・・・」
あからさまにふてくされる真一に
目を閉じるように指示する
手首を戒めているネクタイも
俺のケツの中で大暴れするバイブも
何一つ自由にさせてくれねーし
順序がめちゃくちゃだろ
って、思いながら
真一に甘いキスを俺から与える
そして唇が離れる
「真一は俺の真一だから・・・疑ってんじゃねーよ」
目を閉じている真一に俺はなんでこのタイミングかわからなかったけど、なぜか口走っていた
こんなこと言うつもりじゃなかったから
恥ずかしくて死にそうで
真一はきっと目を開けてるかもしれないが
今度は俺が見られたくなくて
思いっきり目を閉じていた