S×強気で恋になる
第78章 終わりは告げないで
「お前なに泣いてんだ。」
「・・・・うるせぇ・・・・・・・」
「泣こうがやめねーけどな。」
「・・・俺で・・・俺でストレス解消してんじゃねーよ!!!!お前同じだ。俺のこと殴ってた父親と同じだ」
そんなこと言っちゃいけない
真一はそんなつもりで
やってるんじゃない
そう分かっているのに
心が言うことを聞かなくて
涙は次々溢れ出るし
それと同時にきっと心の奥底で眠っていた
出会ったときからの
真一への不満と怒りが
そうじゃないと思っていたはずなのに
感情が壊れたみたいに止まらなくて
コントロールできなくて
人にこんなにぶつけたのも初めてで
やっと何も口から出てこなくなったときに
初めて真一にずっと抱きしめられていたことに気づいた
それと同時に俺は、真一をきっと傷つけたことも
俺なに言って・・・・
感情が爆発したみたいで
自分でもどうしていいかわからなくて
そのまま脱力する
「純平、わかったから、泣かないで。な?大丈夫だから、泣くな。置いてかないから、どこにも行かないから」
真一の言葉が頭に入っては消えていく
生まれてこんなに人に感情をぶつけたこともなくて
こんなになる自分にただ驚いて
何を言ったかなんて
覚えてなかったけど
真一が泣いている俺の手を握って
ずっと抱きしめてくれたことだけ
どこか新鮮で
俺はもうどうでも良くなって目を閉じた
「・・・・うるせぇ・・・・・・・」
「泣こうがやめねーけどな。」
「・・・俺で・・・俺でストレス解消してんじゃねーよ!!!!お前同じだ。俺のこと殴ってた父親と同じだ」
そんなこと言っちゃいけない
真一はそんなつもりで
やってるんじゃない
そう分かっているのに
心が言うことを聞かなくて
涙は次々溢れ出るし
それと同時にきっと心の奥底で眠っていた
出会ったときからの
真一への不満と怒りが
そうじゃないと思っていたはずなのに
感情が壊れたみたいに止まらなくて
コントロールできなくて
人にこんなにぶつけたのも初めてで
やっと何も口から出てこなくなったときに
初めて真一にずっと抱きしめられていたことに気づいた
それと同時に俺は、真一をきっと傷つけたことも
俺なに言って・・・・
感情が爆発したみたいで
自分でもどうしていいかわからなくて
そのまま脱力する
「純平、わかったから、泣かないで。な?大丈夫だから、泣くな。置いてかないから、どこにも行かないから」
真一の言葉が頭に入っては消えていく
生まれてこんなに人に感情をぶつけたこともなくて
こんなになる自分にただ驚いて
何を言ったかなんて
覚えてなかったけど
真一が泣いている俺の手を握って
ずっと抱きしめてくれたことだけ
どこか新鮮で
俺はもうどうでも良くなって目を閉じた