S×強気で恋になる
第78章 終わりは告げないで
「岡崎先生があくびなんで珍しいですね」
雇っているリハビリスタッフに
そう言われて俺は涙目でまた口を覆った
昨日全然寝てねー・・・
あいつずっとくっちゃべってんの
静かな可愛い声で
あのなって
・・・・眠い
「ほら、先生しっかりしてください。時間ですよ?」
「分かってる。あー・・・よし、やるか」
そう言って、パンパンっと
顔を叩く
一人で寝て起きてって
こんなに面倒だったっけ?
純平がいたから、毎日慌ただしく
なんだかんだ充実してたのかな
あいつ
今日の朝はどうしたかな?
気になるっーの・・・
あー・・・お仕置きだー!って
無茶苦茶にしてぇ・・・
俺の性欲誰が満たすんだよ
「先生?!岡崎先生?」
「え?あぁ・・・田中さん、レントゲン撮りましょう」
カルテに記入をしながら
カレンダーに目をやる
・・・・・アメリカか