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俊哉に俺の父親が隆彦だとか言われた時
自分の父親は誰なのか
俺は今まで以上にすごく気になった


それで園長先生にもう時効だろ？
って突き詰めたら全てじゃないだろうけど
一部を教えてくれた





ある人が俺が産まれてからずっと
あの母親に・・・


最初はその人が中学生だったから
少額だったけど
それから毎月あの母親に
俺が施設に移ってからは施設に

少しずつ額は増えてって
でも毎月かかさず入金されてたってこと

母親は知らないけど
園長がいらないってどんなに強く言っても
聞かなくて

園長が折れてその行為を受け入れて・・・


俺が・・・
成人したときくれた通帳



あれはその人が毎月入れてくれたお金・・・




あの人ってのは




岡崎隆彦・・・・




俺は耳を疑った
言葉も出なかった



それを知ったのは最近だけど
それでも真一が隆彦のこと
悪く言うたんびに心が苦しかった

隆彦が真一に嫌がらせするのも
理解ができなくて、辛かった





俺が産まれて生きてきて


きっと隆彦は


ずっと見たことない俺に
縛られて苦しんで


それを親父さんは知らないけど
兄弟誰にも言わずに
学生のときから
俺が成人するまでコツコツ・・・



それなのに


俺そんなこと知らなくて


隆彦もきっとその相手が
俺だったって知らなかったんじゃないか



ってそう思ったら俺・・・・




「・・・・・なんなんだよ・・離せ・・・！！！」

そう言って隆彦が
俺から離れる



俺・・・

そんなこと知らずに・・・



「・・・ごめん、な・・・・」