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S×強気で恋になる

第79章 それぞれの地雷

「・・・いらねぇよ。一ノ瀬純平かと思ってたから、気づかなかったろ!!横山純平って名乗ってんじゃねーよ!!っーか、真一と出会ってんじゃねーよ!!!!」

そう叫んで俺の背中を
隆彦がバシバシ叩く

「・・・お前あったかいな。真一、お前のこと嫌いじゃないよ。だから、・・・真一とも・・・」

「いい人ぶるな。八方美人、いや、ただのアホだな」
「それでもいい。俺に関わったから、幸せになれねーってのはもう見たくない・・・。俺不幸を呼び込むらしいからさ、よく親父が言ってた。」

そう言って座る純平は
シクシク泣いていて
俺は置いてあったおしぼりで
純平の目をふく

「男が泣くな。気持ち悪い。もういいから、全部チャラ!!めんどくせーんだよ、お前!!!」

「真一も?もうなんもしねぇ?」
「・・・っそれもこれも込みで話すんな!!もうしねーよ!!!っーか、ただの暇つぶしだろ?俺が本気であいつ憎んでるわけねーっーの!!!」
「・・・ん、知ってる・・・・・・。兄弟で話し合えよ、隆彦、・・好きじゃない人と結婚しなくていいよ」
「うるせぇ。わかった口聞くな」
「知らねーけど・・・岡崎家はみんな誰にも頼らないこと、知ってる・・から・・・・・」


そう言うと純平が、酔っ払ってたのか
スーッと目を閉じる

なんなんだこいつ

俺がこの後お前を犯してもしらねーよ?!


ー隆彦はそんなことしない


っ、・・・・・知った口聞きやがって


小悪魔だな



でも



少なても俺のせーで
親父とお前の母親の間壊して

ごめんな



俺の家族を守るために
純平の幸せ奪って



ごめん




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