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S×強気で恋になる

第81章 スタートライン


「機嫌悪いな。明日の朝出発だぞ?日本の最後の夜、もっと俺と楽しもうよ」


そんなことを言いながら
ベットでゴロンと俺を抱きしめる


楽しむ?!

よく言えるな



誓いの言葉で
真一は形式通りなのに

俺だけ

浮気したらお仕置きだとか
今後躾は受けてもらう、とか

意味わからないことばっかり言われて

誓いますか?

っだと?!

はいって言わなかったら
急に深く深くキスされて
俺の身体敏感なの知ってて勃たせようとしてくるし、無茶苦茶だよ・・・


しかも指輪かと思ったら
永遠を誓うピアス?!


あんだけ逃げ回ったのに

黒豹みたいな真一と
完全にガタイのいい親父(マダム)
に押さえつけられて

左乳首にも・・・・


そう思っていると
真一が抱きしめながら
わざと左乳首を触った


「っー!!!!痛っ、痛い、まだ痛い!!」
「俺の愛の重さ知ってくれた?左手の薬指ー、なんか面白くないだろ?」

絶対イカれてるだろこいつ
俺本当に一緒についてって平気か?

あんなに泣かされて
死ぬほど痛くて悶絶して
それなのに、二人は楽しそうに笑ってて
俺死にそうで

もう今日のこと死ぬまで忘れない気がする


「っ、ちょ!!痛いっ、てば!!!っ、あ!!」
「そうなの?痛いの好きなくせに。じゃあ、こっちは?気持ちいい?」
「好き、じゃねぇよ、って、いじんな!!!離れろ!」

性感帯を無理矢理刺激して
敏感になってる右胸を今度は弄くりだして
俺は身をよじって逃げる

それ自体、真一を喜ばせてるなんて
もう分かっててもどうにもならなくて

気がつけば俺の手首は
バスローブの紐で縛られていた


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