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S×強気で恋になる

第83章 S×強気は愛になる

俺のアメリカでの新しい仕事とか、半年間の出来事とかいろんな話をしてると
純平の表情がコロコロ変わって
自然とかっこいい、可愛いって
思えて、さすがプロだなとそう感じる

ときどきドキッとする表情をするから
俺はまたこいつの色気と妖艶さを
恐ろしく感じていた

俺がゲイっーか、男好きになったの
お前のせーだからな・・・!!


そんな昔のことを思いながら
今度は純平の今の仕事の話になった


「そういえば、今モデルやってんだろ?失礼だけどさ、なんで?嫌がってただろ?」

あんなに日本では人に囲まれるの
嫌がって、スカウトだって断り続けてたのに
どんな風の吹き回し?そう思いながら聞くと

純平が軽く笑った

「あいつの作戦だよ。人前でる仕事したら、軽々しく浮気もできねーし、移動とかはマネージャーいるから襲われねーし、顔売れて来てるから遊びにもそんな行けてねーし・・・最初モデルの契約勝手にされたときなんで?!って思ったけど、今は多分思惑があったんだろーな、ってそう思うよ。まあ、俺も恥ずかしいけど忙しくできて、今はちょうどいいよ。」

真ちゃん・・・相変わらず抜け目ねー・・
っーか、日本でもやらせとけば
強姦なんてされなかったんじゃねーの!!??

そう言いたい気持ちを抑えて
俺は純平と目を合わせた

「そっか。あ、でも日本じゃ、そんな入ってきてねーよな?見てみてぇ、お前の写真。俺が芸能界疎いからか?知らなかった」

素直にそう言うと、純平がニコッしてから本棚にいき、自分が載ってるのか数冊の雑誌を目の前に置いた

「日本でみねー雑誌だろ?あと、ブランドも日本にまだ人気ねぇのしかやってねーんだ。恥ずかしいけど、見て?」

そう言ってイタズラに笑う純平からは
キラキラした自信と
愛されてるオーラが全開で
目眩がしそうなほど綺麗だと


そう思いながら雑誌を開く。

でも、中身は想像以上で
雑誌の中では

いるだけで綺麗な純平が
プロのカメラマンに
プロのセットの中で
見事なポージングを決めていて

綺麗なんて言葉じゃ足りない
圧巻のオーラを放った純平が

いや、モデルの横山純平がそこにいて

俺はもう言葉にできないほど
その写真を見つめてしまった

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