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S×強気で恋になる

第83章 S×強気は愛になる

「なんだよ。力抜きやがって。お前もっと嫌がれよ、萌えねーだろ」

そう言って、俺を解放して
どさくさに紛れてチュっとキスをされる

「あとでお仕置きな」
「痛くないやつな」
「わかってる。気持ちよくて死にそうなやつな」
「酷くないやつ! 」
「わかってるって。翌日に引きずらない程度のやつだろ?体力ねぇーな。」
「真一なんか意地悪いな今日」

そう言うと、俺の肩を離し

「和也とラブラブしてたからだろ。・・・・藤間!もう帰れって、純平と落ち着いて飯食えねーだろ!!早く和也つれて帰れよ!!!」

なんて言いながら
藤間とじゃれてて
俺はまた力が抜けた

なんか真一、怖いけど
嫉妬してるの可愛いっーか
嬉しいっーか


・・・・・・


ないないない



真一が可愛いとか
ねぇな。
それに嬉しくねーし


っーか、和也とラブラブなんてしてねーよ!!!


肝心なところを否定していないことに気付いて
俺はリビングに急いだ

このままじゃお仕置きコースじゃん!!
前みたいに死ぬほどはされねぇだろうけど、優しくしてもらう気持ち良さ知っちゃったから
俺もう、、、そっちのがいい・・・・

そう思いながら、リビングにいくと
長身3人が熱くなっていた

「でたよ、純平。ほんと、お前ふざけんなよ!和也に髪の毛洗ってもらったろ!!」
「ふざけてんのはお前の和也ちゃんだろーが!俺の犬がそんなうまくおねだりするか!無理矢理したんだろ?!」
「真ちゃん髪の毛ぐらいいいじゃん。犬だってトリミングするし、別に懐かしいね、って話なだけだろ。純平に怒んな」
「馬鹿!俺洗ったこと一回しかねーよ!病院で頭切って記憶飛んでるときの一回!!和也は何回洗ってんだ!!」
「まじかよ、和也俺の髪の毛も洗ってよ。まじ傷つくわー・・・。純平ほんと、惑わせんなよ」

3人の言い合いに圧倒されつつも
そんな怒られることだったのかー
とどこか冷静な自分もいて
俺はとりあえず和也のために説明しようと口を開けた

「理由があって、、、ワックスつけて次の撮影での髪型を和也に見せてて、それで、髪洗うってなって、それで和也が見せてくれたお礼って、懐かしいねって・・」

別に深い意味もねーし
ただ和也に洗ってもらったって話
怒鳴って喧嘩すんなよ・・


そう思いながらとりあえず否定したことで、安堵していると真一が俺をまた抱き寄せた

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