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S×強気で恋になる

第26章 ゴールデンウイークだから

うわ・・・パンケーキじゃん

俺は出てきた料理を見て思わずよだれがでる。
生クリームのトッピングだけでなく、チョコレートソースもあんのかよ。

やべ、、、怒りおさまった。。。
飯につられんな、俺!!!
本当に胃袋掴まれてるよ。泣きたくなる。

「純平甘党だろ?朝は糖分とって血糖値あげろ。目が覚める。」
「あぁ。うまそーだな。お前さ、そーゆーとこマメだよな。生クリームつきとか、やべぇ。っーか、家でパンケーキとか出来るんだな。」

俺は苦笑する。
おまえさ、ホットケーキとか家とか施設でやんなかったのかよ。ってツッコミたくなる。

カチャカチャとフォークを器用に使うものの、一枚は大きいのか食べにくそうで、眉間にシワが入りっぱなしの純平に声をかける。
「あぁ、切り忘れてた。すまんな、貸せ」
一口ずつに切り分け、俺は皿を純平の前に戻した。

「なあ、岡崎。俺、今思ったんだけど、お前に金渡してねーよな。食費かかるだろ。言えよな、大事なことなんだから。」
この家に寝泊まりする条件で、家事はやってくれていたが、食費の負担はまた話が違う。

「んなこと気にするな。身体で払ってくれりゃーいい。」
サラッと言われる。
「ふざけんな!!!そしたら出て行く頃、食費と抱いた回数が合わなくて逆にこっちが高額請求するぞ!!!」
「大丈夫だ。出て行く頃にはすっかり調教されて、俺好みの犬になってる予定だから。飼い主噛むような真似しないよ。」

くそ野郎!!!!
無視だ無視、こんなやつ話にならねぇー。
くそが、、、飯美味ぇし


プルルルルルルル


突然俺の携帯が鳴る
「珍しいな、誰だ?」
そう呟きながら携帯をとると、そこには

夏目隆之ー


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