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S×強気で恋になる

第26章 ゴールデンウイークだから

夏目の言ってることなど、もはやわからない。

「同僚との電話中にイクなんてど変態。純平、淫乱なマゾだな。」
岡崎が嬉しそうに耳元でつぶやく。
「・・っん・・お前まじで最低だ。ちょ、いいから手離せ、電話切らせろっん・・はぁっ。」
「可愛いな。二度と浮気すんなよ。」

後ろから羽交い締めしていた岡崎が離れ、パンケーキが置いてあるテーブルの前に戻る。

俺は必死に息を整える。
「夏目、わりぃ、会話あんまわかんなかった。」
「なんか、お前息荒いしエロかったぞ?熱あんのか?まあ、また今度弄り合おうな、チンコ。じゃ今日は飲み会無理って部長に言っとく!じゃーな」

ツーツーツー

俺は脱力し、その場にしゃがみこんだ。

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