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S×強気で恋になる

第26章 ゴールデンウイークだから

「っ、お前!!一回殴らせろ、」
もう、許さねぇ。
こいつ、まじでどーかしてる!!
浮気だぁ?電話出ただけだろ!!

「左手でか?いいぞ、殴れ。ほら、早く殴れよ」
岡崎が俺の前に立つ。

くそ野郎っ・・・
男なのに、男だけど
悔しくて涙出そうっ

俺は泣きそうになり、俯く。

殴れるわけねーだろ。
わかってて、こいつー
本当最低だよお前。

電話ごしに、イカされた。。。


と、不意にギュッと抱きしめられる。
もー、なんも言えねーよ。
何言っても通じねぇし。
本当にやだ。

「泣くな。お前が他の男と俺の前で電話するなんて、耐えられない。俺は独占欲強いんだ。つまり、お前が大好きってことだ。」

知るか、んなこと!
俺はすきじゃねーんだよ!
お前に独占される覚えもねーし!

本当に、、、一人にさせてくれ。

「純平。泣くな。」
「っ・・・離れろ・・・。お前に独占される覚えねーって!!」
「まだ分からんのか。素直になるには俺がヤらなきゃ言えないのか?」

「も、限界だって!!!
いっつも、追い詰めておれを壊れるギリギリにして、俺に言わせてるだけだろ!」
俺は俯きながら言う。

「わかったよ。さっきは嫉妬して、やり過ぎた。だから泣くなって!!」
「なんでキレてんだよ!!謝ってんのか怒ってんのかどっちだよ!!」
「謝ってんだろ!!!お前、飼い主が犬に謝る気持ち考えろよ。プライドへし折って謝ってんだ!!泣き止めよ!早く!!!犯すぞ!!!」

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