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S×強気で恋になる

第26章 ゴールデンウイークだから

「・・・お前車変えたんだ。っーか何台持ってんだよ!!医者ってすげーな。高級外車もほいほい買えるんだな。」
いきなりご機嫌だし、さっきからムカつく。

「なんだ純平。カーセックスした車がいいのか?まあ、俺としては初挿入、初中出しで燃えたけどな。」

ブチー!!!!

「俺が酔っぱらってたのになんかキレて、勝手にしたんだろ!!あんなんレイプだろーが!!!」
「俺のモノって言ってたのに、可愛くねーな。本当に今日は俺お前に甘いな。」
「いつもヤリすぎなんだろ!!っーか、どこ行くんだよ。」
「楽しいとこ?お試しもできる店で、俺の友達がやってんだ。お前紹介してやる。」

紹介ー?
ホモとしてー、じゃねーだろーな!!!
恋人とかいったらぶっ殺す!!
お前は俺の・・・家政婦なんだ!!


「変なとこじゃねーだろーな?」
「正規品しか置いてない。むしろ種類豊富だ。おもちゃ屋みくびるな。」
「はぁ?っーか、大人2人でおもちゃ屋なんか変だろ。お前ゲームとかやんのか?」
「まさか。王様ゲームと野球拳以外興味ねーよ。こんどやるか、王様ゲーム。」

「無理無理やんねーだろ、お前となんて。」
「お前よく喋るようになったな。酔っぱらわないとあんまり喋らなかったのに」

っ!!!//////
「うるせーよ。」

別にそんなんじゃない。
けど、一緒にいる時間が嫌でも長いと心開いていくもんだ。口数が増えた、そう言われて俺自身も驚く。

俺が俯いてると、岡崎が続ける

「まあ、ゆっくりな。ぼちぼちやろう。」
純平が本音や悩みを言ってくれてるとは思っていない。そもそも人を信用してない、というか信用はしてるんだろうけど、その裏で裏切られる覚悟が常にある。そんな感じだ。どっか冷めてるってゆーか、な。

まあ、よく喋るだけで万々歳だ。

「なぁ、今日の晩なに食べたい?リクエストきいてやる。」
「・・・わかんねー。家庭料理ならなんでもいい。」

でたよ、家庭料理。
たまに煮物とかすると、初めて見たのか感動したり名前きいたりしてくる。

あ、そーだ。
「お前さ、今晩家来るか?」

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