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S×強気で恋になる

第28章 岡崎のほうがいい

変な夢みた、
俺女になってた・・・

っーか下半身、まだ痛いし
しかもなんだ?
ゴールデンウィークなのに・・・寒い?

俺は布団を手繰り寄せた。
頭・・・痛い・・・

なんか最近ヤられまくってたし
仕事も忙しかったしな・・

風邪ひいたか?
違う意味で五月病だな。

岡崎は・・・
まだか・・・


まあ、医者だしな
なんだかんだあいつ忙しそうだし

朝なんか食欲ねぇな・・・

ゴホッコホッ・・・

咳出るし、寝たほうがよさそうだな


いや、今日パソコンのやつ買いに行かなきゃならねーんだった。。。もう10時か・・・


よいしょっと起き上がり、俺はモゾモゾと着替えて家を出た。

寒っ・・・

たかが風邪だ、大丈夫、大丈夫

そう言い聞かせてエレベーターを降りた。



チンー

コツコツと純平の家まで足をむける

ガチャンー

「・・・まだ寝てんのか?おい、純平。主人のお帰りだぞ?」
自分の家のように廊下を歩き寝室へ向かう

いないー?

っーか着替えてどっか行った?

キッチンに目を向ける


綺麗なままのシンク

・・・昨日の晩からあいつ何も食ってねーな。。。


俺はため息をついた。
本当の犬じゃないんだから、飯くらいちゃんと毎食食ってほしい。

純平は無頓着というか面倒くさがりというか、俺が作らない限り腹ペコになるまでご飯を食べなかった。

だから痩せてんだよ

なんだかんだあいつすぐ失神するし、体力なさすぎだろ。今度ランニングマシン買ってきて、見張って走らそうか、とも考える。


明日から俺、急遽出張なのに
あいつ一人じゃまずいかな・・・

とりあえず、どこ行った?
俺に黙って行くなんて、お仕置きだな。

俺は携帯を取り出し純平にかけた。



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