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S×強気で恋になる

第28章 岡崎のほうがいい

車内では5月なのに暖房をつける。
俺のジャケットを貸しても、寒いらしく小さく震えていた。

なんとか家につき、ベッドに横になる。
「大丈夫だから・・・俺に構うな・・ゴホッコホッー」
「目が潤んでる。それ以上、触るなとか構うなとか言ったら犯すぞ!!熱測るから、耳かせ」

「熱ねーよ・・・寝たら治る・・。お前医者だろ?・・俺に近付いてうったらどーすんだよ・・・」

そんなことか。
かわいいな。
ピピッとお知らせ音がなり、体温計に目をやり俺は驚く。

39.5

ふざけてる場合ではないと、俺の医者としての本能動きだす。

「頭いたいだけか?目がかすんだりしてないか?腹痛とかないか?寝るな、先に答えろ。」
「はぁ・・・?頭グワングワンするのとのど痛いだけだよ・・・ッーコホッゴホッ」
「そうか。ちょっと様子見るから寝ていいぞ。そういや、いつかにされたお前の看病散々だったからな。俺が手本見せてやるよ」
「ばかやろ・・・でも、看病されんの・・・初めて・・・」

純平は目を閉じた

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