無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

どーしたものか。

俺は今晩の新幹線で明日から医学会で大阪だ。
でもこいつほっとけねーし
片手だしなー・・・
一人だとあんま飯食わねーしなー

誰か呼ぶか・・・

片瀬が思いついた中で一番妥当だな。
一回純平に突っ込みやがったけど、俺が釘させば多分手は出さない。

プルルルルー
俺は片瀬に電話をかけた。


ーーーーーー



ピタッと冷たいタオルの感覚で目を覚ます

「起きたが？もう夜だぞ。頭痛いか？」
「・・・そんなに痛くない」

目が覚めると隣にいて俺は安心感を覚えた。
そういや、この前俺はグーすか寝てて
起きた岡崎にヤられたな・・・
そんなことを思い出す。

「熱まだ高いな・・・。お前がうなされてるとこ、本当に最高だったよ。」

そーだ、こいつそんなやつだった
変態鬼畜なんだ、
危ねえ・・・頭回ってなくて油断してた

「・・・見んな。」
「俺さ、明日一日医学会なんだよ。で、申し訳ねーんだけど、あと2時間後の新幹線で大阪行かなきゃならねーんだ。悪りぃな。」
そういいながら、俺の髪の毛を手ではらわれる

「てめっ、触るなっ・・・わかった・・・ゴホッコホッー」

ピンホーン
おっ、きたな、
と岡崎が玄関に向かう。

ここ俺の家だよ・・・
勝手に人呼ぶな・・・あ？
聞いたことあんなこの声、誰だっけー？

「純平、片瀬が明日の夜までいてくれるから安心しろ。こいつ内科医だしな。ちょっと俺、行く準備してくる。片瀬、あとよろしく」

「はーい。」
ニコニコと手を降ったあと、岡崎が出て行き部屋に二人きりとなる。