テキストサイズ

S×強気で恋になる

第29章 変態と一緒

ん?
トントンーと呼吸とともに胸をたたかれる
このやろ!!

「・・・片瀬、あやすな。胸叩かなくても寝れるから。っーか、こっちみんな!!天井向けよ!!」

「んー?俺眠くないし。安心して、俺内科医だから」
「・・・そのセリフ一番嫌い。あいつも医者だから大丈夫って・・・。医者だからやべーんだろ?!」
「ほら、目閉じて。純平さ、リアルに熱上がってるから寝てくんない?今そんな喋れんのハイになってるだけだから。」
「っ!!誰のせーだ誰の!!!」
「わかったよ、ごめんって。ほら謝ったからチャラな。はい、寝て。」
「っ!!!お前一人っ子か!お坊っちゃまか!謝ったからチャラってなんだよ!なにやってもいいのかよ!!」
ギシー
っと手錠ギリギリまで離れていた体を俺の方へむける

「片瀬!!近づくなって!!」
「うるせーな。抱き締めてやるから、寝ろ。」
「っ!!抱きしめなくていい!ほら目閉じた。寝るからくんなっ!ちょっ、わっ!!」

目を閉じた瞬間強い力で抱き寄せられる

ジタバタしても力は緩まらず、俺は諦めてそこで目を閉じた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ