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S×強気で恋になる

第29章 変態と一緒

いって・・・腕痺れてる
っーかガチガチだ・・・

「純平、寝顔かわいーっ」
「っ!!!顔ちけーよ!!見んな!」
こいつ甘い顔して女にモテそーなのに、なんでこんな性格っーか変態なんだろ。。。
岡崎も美しい獣って感じで硬派なワイルド系で背も85あんのに、あんなんだろ。

やっぱ医者って頭おかしーのか?

と、突然ピタッと手を額にあてられる
「熱、下がったね。微熱くらいかなー。なんか症状ある?おでこスベスベーっ」
「っ!!ねぇよ!喉痛いだけだ!医者ぶんな!!」
「本当に口悪いね。起きた途端に可愛げゼロ。あ、俺トイレ。ちょっと起きて!!行くよ!!」

そーだった・・・
手錠あんだった、やめろよな
本当にふざけてる

ギュルグルルルルルー
しかも腹減った・・・
点滴したけど2日くらい何も食べてないしなー

「あ、食欲出てきた?なんか食べよー」
「いいからお前トイレ早くしろ!!便器前でうだうだ喋んな!!」
こいつに付き合ってると、ろくなことねぇ!!

「そういえばさ、昨日岡崎さんから電話あった。」
「はぁ?・・・っーかこれ!!この手錠どーすんだよ!!お前のせーなのに、怒られんの俺だかんな!!せめて上着れたら行けるのにっ」

「タクシーだから恥ずかしがらなくてもいいのに」
「俺の玄関から道路までと、タクシー降りてからお前の家まで人に見られたらどーすんだよ!!ただの変態だろ!!ゴホッゴホッー」

「とりあえずトイレ出て、ご飯にしよっか。」
といいながら、肩をたたかれる。

「っ、てめー!!手を洗えよ!!きたねぇな!!」
「もー、純平女みたいなんだから。はいはい、洗いますよー。」

こいつ本当に内科医か!?
岡崎は医者だからって衛生面にはうるせーぞ?

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