テキストサイズ

S×強気で恋になる

第29章 変態と一緒

っーか、腹減った・・・
こいつ本当に飯作れんのかよ・・・

「なんかさ、俺の右手お前の左手とくっついてるし料理めんどいよねー。ピザ頼む?」

・・・。

「寿司がいいの?」

はぁ・・・こいつダメだ。
なんか全体的にもうダメだ。

「あー、2日くらい食べてないのかー。雑炊とかがいいってこと?」
「もーなんでもいいよ。っーかいらねぇ。寝る・・・」
「はぁ?純平さ、そんなんだから細マッチョなんだよ。もうちっと肉つけたほーがいいよ!?ボクサーじゃないんだから。」
「うぜぇって!冷蔵庫になんかあるだろ。」



それから俺たちは冷蔵庫にあったハムとプリンとか適当に食べてダラダラと一日を過ごした。

「岡崎さんまだかなー?今日こそ掘りたかったけど、今日やったら岡崎さんにバレるもんねー。」

なにが嬉しくてこんなやつとセットされてんだろ、俺。
てか、岡崎も帰ってくんな・・・。

お仕置きとかされんのかな・・・
岡崎、独占欲半端ないし
・・そもそも独占される覚えも
岡崎と一緒にいる理由もわからないけどな。
好きって言われただけで
その後付き合うとか
そーゆーのは言ってこねーし
まぁ、言われても困るんだけど。。。

あくまでもおれは岡崎のモノ扱いで
岡崎の性奴隷でしかない。

俺、いつか死ぬかもな・・・
っーか、いつまでこんなことやんだろ・・・

彼女作ろうかな・・・
いや、んなことしたら彼女もろとも殺される。

「純平ー?本当静かだよね?クールぶってんの?なに?なんで喋らないの?無口?」
「・・・。お前がうるせんだろ!」
「お仕置き想像してた?半端ないかもねー、いいなー純平。」
「いいわけねーだろ!!無責任なこというな!お前のせーだからな!それ絶対岡崎に言えよ!!俺が半裸なのもお前のせーだからな!!」

っ、くそが!!
本当にやばいって、
「ねーねー、ペンチで鎖切る?」
「昨日に気づけよ!!・・・っーかペンチとかねーよ!!期待させんな!!」

ぎゃあぎゃあと言い合っていると
ガチャンーと玄関が開く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ