S×強気で恋になる
第30章 沈黙
ガチャンー
玄関の扉の音がきこえる
「・・・純平?岡崎さん、先帰るって・・・。家まで送ろうか?」
黙って俯く純平は、いつもと雰囲気が違っていて不安になる。
お腹すいたのかな・・・
あったかい飲み物、入れてやるか。
そう思って俺はキッチンに戻る。
・・・。
俺、お前のこと嫌いだけど
お前が俺のこと好きって言うから
たくさん好きって、俺のモノって
言われたの初めてだったから
嬉しかった
俺、お前の帰り待ってた
片瀬が変なことしてきたけど
お前を待ってた
俺なんかお前にした?
俺が悪いのか?
俺、置いてかれた?
捨てられた・・・?
捨てられるのは嫌だ・・・
「どーせ捨てられるんだから、思いっきり抱いとけ。」
「純平、愛してほしいんなら俺の言う通りにしろ。」
俊哉の声が俺の頭の中で響き渡る。
・・・。
家に帰りたい・・・
「純平?あったかい紅茶飲むか?それ飲んだら送ってやろーか?終電なくなるぞ?」
「ここって桜町だよな・・・?あの大きい川の近く?」
「え?うん、そーだけど。純平、顔色悪い。早く岡崎さんとこ行かないと、もっと怒られるよ?」
「いい。家帰る。」
部屋から出て行く純平。
俺はなんとなく不安になって、純平が家を出たと同時に岡崎さんに電話した。
玄関の扉の音がきこえる
「・・・純平?岡崎さん、先帰るって・・・。家まで送ろうか?」
黙って俯く純平は、いつもと雰囲気が違っていて不安になる。
お腹すいたのかな・・・
あったかい飲み物、入れてやるか。
そう思って俺はキッチンに戻る。
・・・。
俺、お前のこと嫌いだけど
お前が俺のこと好きって言うから
たくさん好きって、俺のモノって
言われたの初めてだったから
嬉しかった
俺、お前の帰り待ってた
片瀬が変なことしてきたけど
お前を待ってた
俺なんかお前にした?
俺が悪いのか?
俺、置いてかれた?
捨てられた・・・?
捨てられるのは嫌だ・・・
「どーせ捨てられるんだから、思いっきり抱いとけ。」
「純平、愛してほしいんなら俺の言う通りにしろ。」
俊哉の声が俺の頭の中で響き渡る。
・・・。
家に帰りたい・・・
「純平?あったかい紅茶飲むか?それ飲んだら送ってやろーか?終電なくなるぞ?」
「ここって桜町だよな・・・?あの大きい川の近く?」
「え?うん、そーだけど。純平、顔色悪い。早く岡崎さんとこ行かないと、もっと怒られるよ?」
「いい。家帰る。」
部屋から出て行く純平。
俺はなんとなく不安になって、純平が家を出たと同時に岡崎さんに電話した。