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S×強気で恋になる

第31章 狂愛そして溺愛

あれ?このネックレスなんだ?
片手じゃ・・・とれねぇ・・・

「おい!!!これなんだよ!!」
「気付いた?それお守り。まあ、首輪だよ。外したらお仕置きな?」
「ふざけんな!!」

優しいときのしんいち好きだよ
しんいちの匂い、安心するー
ねー、抱きしめてー

・・・キッチンから俺のこえがする

っ!!!!
やべぇ、また酒か!!!
顔から火が出るほど恥ずかしい・・・

いつも酔っ払ってもこんなこと滅多になかったのに、岡崎といるとどーも気が緩むっていうか、変に安心すんだよな・・・

っ、くそ!!俺はキッチンへ向かう。

「おい!!何見てんだよ!!消せ!!それは俺じゃねぇ!やめてくれ・・・」
「なんで?可愛いよ?ほら、見て、歯磨きやってー、だって。お前さ、普段の無口よりこっちのがいいぞ。見ろ、俺のことお前自ら抱きしめて、な?素直になれよ」
そう言って俺の頭を撫でる

「触んな。それ、俺覚えてねーし!俺じゃねーから忘れてくれ。」
「お前があんまり可愛いからさ、ムービーこんなにあるんだ。忘れられんな。朝、なんかリクエストあるか?」

・・・俺何やってんだろ
リクエストだぁ?んなもんなんでもいい、っーの。

「駄まっちゃって。だから、酒飲むとおしゃべりになるんだよ!普段から喋れっーの。 朝ごはん出来たら呼ぶから、テレビでも見てろ。」

「・・・うるせーよ。」

でも、確かに最近岡崎の匂い嗅ぎたくなるときがある


やばいな、俺
このままじゃ岡崎の調教とやらの思い通りだ
実際、この同居に何の疑問もなくなってるし

彼女作ろう・・・か

いや、俺殺される・・・
っ、結局、俺が我慢するんだろ?

もー、やだって・・・

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