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S×強気で恋になる

第31章 狂愛そして溺愛

卵を焼きながら純平をみる

ソファーに座って窓から外を見ながらじっとしてる
・・・爽やで涼しそうだな、あいつ

にしても、本当に無口っーかクールっーか・・・

こんだけ一緒にいんのに
まだ素をさらけ出さないって
どんだけガード高いんだよ

あ、純平あくびしてる・・・

なんであんなに綺麗なんだろ

顔も仕草も体型もオーラも・・・
俳優とかになればよかったのに・・・
そんなことを、思いながらお皿に具材を盛りつける

「おい、コーヒーと紅茶、どっちだ?」
「・・・お前と一緒でいいよ。」

柔らかい空気が流れ込む

「・・・じゃあ、コーヒーな。座れ。パン焼けるから。」
「・・・あぁ。」

いつも文句言って騒いでる純平もおとなしく、俺たちは久しぶりに穏やかな食事をとった。

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