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S×強気で恋になる

第32章 お兄ちゃん

「純くん、ほっぺにちゅーして!この前寝るときしてくれたやつ!」
突然何言い出すんだよ!!
慎吾・・・
おまえは悪くない


だけど、岡崎の前でんなこというの、やめてくれ

「おやすみのキス、してあげたんだ。純平。」
怖っ!!
目が笑ってねーよ、岡崎!!

「慎吾・・・あれは、明日もいい日になるように、のおまじないだ。だから寝る前な。わかった?」
「えー。うーん、わかった。ねーねー、ハンバーグまだー?」
「もうちょっとだ。よな?」
運転席を見ると岡崎と目が合う

「次からお兄ちゃん、って呼べよ。じゃないと・・・」
いつかの媚薬入りキャンディーをちらつかせる

「ちょ!!っ・・・。」
「そのキャンディーなにー?おいしいのー?」
慎吾が星型の赤いキャンディを欲しがる

「あれはだめだ!!・・・お兄ちゃんのだから・・・」
「可愛いな純平。そうだぞ、慎吾。慎吾にはもっといいもの買ってあげるからな。」

そうこう言ってるうちにレストランにつく。

なんか、やな予感する
っーか、なんかやばいよな、いろいろと・・・
はぁー
俺はため息交じりに慎吾と手をつなぎながら
レストランへ入った

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