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S×強気で恋になる

第33章 岡崎がほしい

何事もなく一日が過ぎ、俺は夏目の家に来ていた。

「いやー、嬉しいな、純平が来てくれるなんて。」
「お前と喋るの久しぶりだしな。」

「彼女迎えに行くから、ここ座ってて。」
そう言ってソファに座らされ、夏目は出てった。

不自然に机の上に置かれた箱を見る
布がかけられていた

なんだろ・・・

机の上にあるってことは

見てもいいよな?


そう思って布をめくって仰天した

なっ・・・!!!!


そこにはいわゆるボーイズラブとか、ゲイジャンルのAVの数々が入っていたからだ。

思わず声を失い、初めてみるそれらの表紙をガン見する

手足を拘束され、複数の男にやられてる姿
ケツにバイブを入れられ口にモノを咥えさせられてる姿
監禁や、調教、SMっぽいのもあった
見出しには、
イカせずに敏感なとこを虐め抜く
美少年が悶え失神
輪姦され感じる少年




気分悪い・・・

あいつ彼女いるのに、こんな!!??

っーか、俺はキモいと思いつつ、こんなこと岡崎にされてるんだよな。。。

やばい、

これ、見たら
もう岡崎と出来ねぇー・・・

「嫌がりながらだんだん理性が失われ、快楽におちていく姿に必見!!性奴隷とかします!!」

そんな見出しに、俺は俯く

・・・。

俺、こんなんなってんのかな・・・

俺も嫌だから、めっちゃ抵抗してるつもりだ

でも、薬飲んだりしたら
最後おかしくなるし


俺の中でこのまま抵抗出来ずに岡崎の好き放題に、流されるんじゃなくて、ちゃんと考えないと


戻れなくなるな


そーゆーのに気付いても、もう遅いんだろうけどな。。。


にしても夏目遅いな


もう俺、帰りたい
AVのパッケージで精神的にやられた。


このときは、このあと俺にAVと同じことが襲いかかることなんて予想もしていなかった。

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