S×強気で恋になる
第34章 AV撮影
ガチャンと純平を置いて家を出る
彼女なんて迎えに行くわけねーだろ
俺は笑そうになるのを必死にこらえた
地下の駐車場へ向かい、車にノックする
「俺だ。準備できたぞ。」
中にいたのは俺の友達でアダルトビデオのスタッフをしている奴だった。
「わりーな、五十嵐。でも、まじ顔かなりの美形だし細身だし、いいの撮れると思うから。頼むよ?」
「夏目、そいつあんまりよかったら、俺のとこで契約させてくれよ?今日はリアルタイム配信。お前、あんまり酷くすんなよ?」
五十嵐がくくっと笑う
「いざってときは、撮影止めてくれ。ほら、部屋行くぞ。」
俺は五十嵐を連れてエレベータに乗った。
「ビデオそろそろ回すか?」
ピッー
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純平の目には薄くモザイク入れるが、AVデビューだ。
「これから、ノンケの男を虐め襲いにいきます。純平は、俺が彼女連れてくると思って待ってます。まさか、襲われるとは思ってないってね。さーて、ここが部屋です。いきます。」