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S×強気で恋になる

第40章 安藤直人

えー・・・
まじかよ

っーかこいつ汗やばい

いや、汗かいてるかは熱下がってきてんのか?

あ、おい!!!

しゃがみこんでいた岡崎が脚を崩して玄関に寝てしまう


えー・・・あんな綺麗好きなのにここで寝るほどキツイわけ?てか、寝た?!

俺片手だし運べねーよ!!
それに、こいつデカイし

ここに寝かしたら鬼かな
いや、悪気ないしいいよな

枕となんか小さい布団持ってこよ

とりあえず靴脱がせて

岡崎頭あげるよ?
で、布団かけて

あ、いいじゃん落ち着いた

寒いかな?フローリングだしな
まあ、今落ち着いてるみたいだし
これでとりあえず置いといて、起きたらベットに運ぶか。

ピリリリー

今日はよく電話が鳴るな
またこいつか

「なに?ちゃんと家着いたよ。うん、あぁ、玄関先でとりあえず寝てる。はぁ!?知らねーよ!来てよ、なんでよ!!あぁ、はいはい。」

・・・めっちゃ怒られた
あいつ怒ると怖いな

でも運べねーし

「岡崎ー、起きろー。岡崎ー、・・・真一、起きろって!!」
「んっ・・・ーーーーー」
ダメだ、真一で起きねーもん

これは重症だな。
あ、和也に来てもらおう。
あいつ身内だし、慣れてるだろこーゆーの。

俺が両手使えたらな、運べるんだけど・・・

なんか苦しそうだな
咳でてるし

「あ、もしもし・・・俺だけど、ちょっと岡崎が熱でて倒れて大変だから来てくれたら嬉しいんだけど。あぁ、今すぐ。え?あ、和也だけでいい。助かる。はーい。俺の家、岡崎の家の真下が部屋だから。」

あ、なんか来てくれるとなると安心する

熱計るか・・・

「ちょっとミミ借りるぞー・・・」
ピピッ

38.8

全然さがってないじゃん
なんで?!

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