S×強気で恋になる
第41章 拷問とお仕置き
かなり落ち着いたな。
息も荒くないし、熱計るか
38.0
お、ちょっと下がったか?
解熱剤きいてるな
でもまだ8度あんのか・・・
熱だけ下がれば安心なんだけどな
こいつ飯食ってないって純平いってたし薬飲ませなきゃな
「和にぃ。純平起きた!!早く来て!!」
うるせーな
「はいはい。あー、純平?機嫌悪い?」
「っ、たりめーだろ!!てめーら、どーゆー神経してんだよ!!お前も!!イく感じで、イケずに逆流するっーかせき止められてる苦しさしらねーだろ!?めちゃくちゃ怠いんだぞ!!謝れ!!とりあえず、謝れ!!」
「ごめん、純にぃ。」
「!!変な呼び方すんな!!お前の兄貴になった覚えねーよ!!お前も、謝れ!!」
「まあ、落ち着け。お風呂入るだろ?それ、濡れちゃまずいよな?なんかしてるの?」
怒ってる俺をなだめるような声で話をそらされる
「はぁ!?そんなん今じゃなくていーだろ!?謝れってば!!」
「うるせーな。謝るのも今じゃなくていーだろ。お風呂入れてやんねーぞ?」
それは困る
袋はつけてくれないと
この前一人でやったら濡れちゃって、岡崎に怒られたし。
「な?どーやって入るのか教えろ。」
「・・・あの大きいビニール袋、浸水しないようにつけてくれ。ガムテープで巻いていいから。」
「和にぃ。すごいな。さすが3男だよ。」
そーだよ。俺は隆彦と悠二の弟で超自己中なのにも付き合わなきゃだし、強引で独占欲強い真一と、甘えん坊で他力本願なお前の兄貴だからな。
挟まれて育つと、どう修羅場をくぐり抜けるかだろ?
個性強すぎる俺の兄弟で、真面目に対応する方がバカバカしい。
「これ、こーやって。わりぃ。」
「あ、なるほどね。わかった。頭洗ってやろーか?背中流したりとかはいいの?」
「!!入ってくんな!!できるから!!」
何されるかわかんねーし!!