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S×強気で恋になる

第41章 拷問とお仕置き

「はいはい。いちいち怒鳴るなよ。ガキだな、お前」
「も、俺を一人にしてくれ。」

なんか本当に最近1人の時間がまるでない。
静かに夜を過ごして穏やかな朝を迎えたいよ。。。

ザーッと風呂を浴びる
気持ちいい

ガチャー

「は?っ、和也!!!いい加減にしろよ!!」
「わかったから、黙れ。この椅子座って頭ちょっと後ろにしろ。髪洗ってやるから」
「いいって!!も、まじで、限界なんだって!!」
「お前、忘れた?俺、ゲイじゃねーから。お前に手を出したことあるか?」
「・・・ねぇ。そーだった。」
「だろ?こっちは誠意でやってんだって。お前警戒しすぎ。無理ねーけどな。シャンプーかせ。」
「ちょ、目つぶっていい?目に入ると痛いから。」
「お前なぁ・・・。まあいいや。お前、髪柔らかいな。つーか、頭小いせぇ。」
「うるせーな。なんか、頭洗ってもらうのって気持ちいーな。美容師に洗ってもらってるみたい。」
「そーだろ?あとで背中も流してやるからな。」
「うん。ありがとう。」
「素直でよろしい。リンスは?つーか、リンスインシャンプーにしろよ。めんどくせーな。」
「え?なんだっていいだろ。」

こいつ、本当いいやつだな
眠くなってきた

背中を洗っていると
カクンと首が前に落ちる

こいつ、寝てる!?

まじ無防備。すぐ心許しやがって。ちょっと優しくしたら、すぐ懐くし。
そんなんだからヤられんだよ

なんか、真ちゃんがら聞いたけど苦労してきたんだってな。誰にも相談できねーよーなことが起こったら、俺に言えよ?俺はお前を襲わないから。

「純平?起きろ。タオルで体ふけ。風邪引くぞ。」
やべー・・・
寝てた

くそだりー・・・
「お前、普段寝れてんの?いっつも寝てねぇ?」
「・・・夜めちゃくちゃ起きるんだよ。だから、なんつーか、いっつも寝た気がしねー。。。朝から昼間にかけてはよく寝れるんだけどな。」

なんか真ちゃんが相談あるって言ってたかも。こいつのことか。
毎日じゃないけど、夜寝たまま泣いてて起きる、とか、夢にうなされて夜中起きる、そーゆーやつしっかり寝かすにはどーしたらいい?って。

「まあ、寝よう。な?あったかい紅茶入れてやるから。それ飲んでホッとして寝ような。」

やべ、それいいかも

なんかほっこりする。。。



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