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S×強気で恋になる

第41章 拷問とお仕置き

「純平ー、お前これどーすんの?」
まだ熱はかってんの?

ガチャっと寝室をあける

「おい、いつまで・・・寝てるし」

岡崎が寝ている横で寝ている純平を見つける

寝息たててるし

俺も横で寝るか
床で寝るのはごめんだ

パチっと電気を消して
純平の横に滑り込む

なんとなく無防備丸出しで寝ている純平に触りたくなって手を伸ばす
あと少しで触れると思ったときに、真ちゃんが大きく寝返りをうつ
「んー・・・・」

ぎゅーっと純平を真ちゃんの腕で挟む

本当、独占欲強すぎ
純平苦しそうだけど。
っーか夜起きる理由これもあるんじゃね?

あ、純平起きる

「っん・・・んー」

スルスルっと腕から離れ俺の方へきて、再び寝始まる

すると、また真ちゃんが寝返りをうつ

・・・こいつらアホだな

何してんの、これ?

俺が寝にくいんだけど。

多分真ちゃんが悪いよな。あいつがしつこくするから。抱き枕じゃねーんだから

またやってるし

あ、落ち着いた
というかお互いベストポジションになったわけね

なんか、見てるこっちが疲れる

でも、俺も添い寝する相手作ろうかな
そろそろ本気で

俺たちモテるんだけど、兄弟で真剣に恋愛してるやついないだろ。こいつは、まぁ片思いだし

隆彦も悠二も来る人来る人拒まないで遊んでるし
雅史は別に誰でも懐くし

俺も好きな人作ろう

そう思って目を閉じようとすると、純平が起きたのか目が合う

もう、っと岡崎の腕から抜けてこっちにくる

「まだ起きてた?寝ろよ。おやすみ。」
「・・・おやすみ」

可愛いな、いやカッコいいか
なんか綺麗っーか色っぽいんだよな

なんで芸能界行かねーんだろ
まつげ長っ

じーっと観察していると
また目をあける

「わ、ちょ、見んな!!あっち向いて寝ろ。」
「はいはい。純平さ、明日の朝俺帰るね」
「あ、あぁ。いや、でも、明日の夜にしたら?」
飯作れねーし
なんか頼まれたらどーすんだよ

「いてほしいわけ?」
ニヤっと笑われる

こいつこーゆーとこあるよな
てか、コレが岡崎家の遺伝子なのか?
人の足元見るつーか

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