テキストサイズ

S×強気で恋になる

第42章 2人での買い物




「純平なんか嫌いだ。俺に触るな。金積まれて、お前いろんな女と昔ヤッてたんだろ。汚い。お前なんか嫌いだ。」

待って

待って

置いてかないで


「純平。俺の言うこときかないなら、捨てるまでだ。じゃあな。」


岡崎

待って


なんで


捨てないで


一人に


しないで!!!



・・・ーーーー


「おいっ・・・おい、泣くなっ・・・起きろ!・・・純平?どーした?」

夢か・・・

「どんな夢みたんだ?もー、すぐ着くからな。」
「・・・・。」

こんな目に合わせといて
こんなに好きって言っておいて


俺捨てられるのかな





・・・捨てられたくないな


も、なんかつかれた



「純平。イタリアンだぞ。好きだろ?」
「・・・あぁ。」
「ついたら、後部座席いけ。バイブ抜いてやるからな。」
「・・・このまま、いい。」

だから置いてかないで・・・


「え!?そのまま?ま、いいけどさ、いいんだけどさ」


!?

こいつどーした?
そんなん入れときたいなんて、変態みたいなこと言って。ついにおかしくなったのか?
もう俺スイッチ押さねーよ?
押してほしーのか?
お前の考えてること、なんだ?
わかんねーよ!!


どんな夢見たんだろ


とりあえず、トマトいっぱい食え!!


カランカランー

と扉をならし、俺たちは無言のまま小洒落たお店に入る


その間純平がずっと俺の袖をさりげなく持っていた・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ